印字部分に極力凹凸を付けない様にする酸化マーキングは、素材表面だけを変色させるレーザーならではの加工方法です。この加工方法で接触による医療用手袋等のダメージを軽減します。また近年導入しましたUVレーザーマーカーがSUS420J2やSUS630等の金属素材に最適なマーキングを施します。医療現場でオートクレーブを使用すると文字など印字した消失する問題もUVレーザーで解決できます。
薬液消毒、煮沸消毒を繰り返す医療器具にはレーザーでの加工が最適です。 レーザーマーキングは素材を浸透変色させるため、薬品や熱による劣化が妨げます。
医療の現場では備品の管理強化が求められています。テープやマジックでの管理では、消毒による消失や衛生面での心配がございます。レーザーマーキングで印字された文字は熱消毒、アルカリ消毒にも耐えられることから、器具管理にお奨めできる加工です。
金属製器具以外に医療関連しで使用される樹脂素材もマーキングすることができます。印刷と比較すると劣化による印面消失、剥離による不純物の混入などを大幅に軽減します。