株式会社ティアンドエスラボラトリはレーザー彫刻、レーザーマーキング、レーザー加工の受託加工専門で営業しております。

フェイスブック   インスタグラム   ツイッター   アクセスマップ   メール   電話  

仕上がりタイトル

レーザーマーキング/深彫/彫刻の仕上がり

 

レーザーマーキング

マーキングイメージ

 

YVO4(YAG)レーザーを用いたマーキング

金属・非鉄金属(アルミ、真鍮など)不透明樹脂などにレーザーを照射して 文字、図形を印字する方法で印字面はザラつきがあるものの深さが無いのが特徴です。

  • 彫り込みの深さがない。
  • 白印、黒印字(厳密にはこげ茶)レーザー加工条件で調整可能。
  • 簡単に消える事はないが摩耗が激しい場合は印字は薄くなる。
  • 樹脂表面の変色加工が可能。
  • 塗装、メッキ等の表面剥離が可能。
  • ダイレクトに印字しているため溶材薬品に強い

 

工程のイメージ

 

※画像はSUS304 ヘアーライン3mmを使用

酸化マーキング

酸化マーキングイメージ

 

主に医療器具が使用される印字方法

酸化マーキングは焦点距離をずらすことで金属の表面に酸化被膜をレーザーで 形成する加工方法で表面にザラつきがない事が特徴で、殆どの医療器具には この方法でレーザー印字されています。

  • ステンレスとチタンで有効
  • 一部のレーザーではアルミに加工できる。(弊社は設備なし)
  • SUS420J2やSUS630などはオートクレーブ等の滅菌処理で被膜が消えてしまう事や錆が発生する現象がありマーキング後に不働態化処理等で対処する医療器具メーカーも多い。ただしUVレーザーの導入で、この問題も解決されつつある。
  • 印字の黒さ(厳密には群青)が強調される。
  • 凹凸がないため菌の温床軽減になる。

※弊社では新規開発の器具等試験加工に協力体制を整えております。
より安全性の確保にお役立てください。
※画像はSUS304 ヘアーライン3mmを使用

 

レーザー深彫

深彫のイメージ

 

連続照射で深く彫るレーザーマーキング

主に高出力のファイバーレーザーを用いて同じ図形、文字を連続照射で加工することで 深く彫る加工方法です。機械彫刻と比較すると非常に細かい線や文字を彫ることができ、エンドミルが到達できない場所にも印字が可能です。主に摩耗が激し工業部品や樹脂成型、ゴム成型の金型に広く利用されています。

  • 最小0.1mm幅の彫刻が可能。幅公差は可、深度公差は不可。
  • マーキング加工に比べ加工時間を費やすためコストが高くなる。
  • エナメル、ラッカー塗料など墨入れが可能
  • 表面に返しバリが発生する。
  • SKD、SCM435、S50などの鋼材や真鍮、アルミなど幅広い金属に対応。※金型に最適です。
  • 焼入れ焼きなまし後でも加工可能です。

 

工程のイメージ2

 

弊社設備で外周、円周上360の加工も可能です。
※大きさ重さなど制限があるため事前のご確認ください。
※画像はSUS304 ヘアーライン3mmを使用。

レーザー彫刻

アクリル/木工のイメージ

 

炭酸ガスレーザーの加工方法

一般的にレーザー彫刻とは炭酸ガスレーザー彫刻機を用いたアクリル樹脂、木工など彫刻する加工を称して広く浸透しています。またレーザーカッターと呼ばれるものは全てこの炭酸ガスレーザーのことになります。

  • アクリル樹脂、木工、陶器などに有効。
  • アクリル、木工、紙などカットが可能。
  • 深さは5mm位まで可能ですが深くなるほど、すり鉢状の仕上がりになります。
  • 墨入れ作業は可能。
  • 金属製品は加工不可。

※画像はシナ合板とアクリルを使用

 

レーザーマーキング(真鍮・銅)

真鍮マーキングイメージ

 

素地の色合いが残ります

真鍮や銅などは白マーキングを行った場合に素地の色が大きく影響されます。伸銅品は残念ながら酸化マーキングは出来ません。

 

 

用途に応じて

マーキングが良いのか深彫りが良いのか酸化マーキングが最適か使用する用途に応じてご依頼ください。
・摩耗が激しい部品(嵌めあい等)は深彫がお奨めです。
・バフ研磨部品は白マーキングがお奨めです。
・ブラスト、酸洗など艶消しの部品は黒マーキング
・医療器具は酸化マーキングがお奨めです。

 

判断が難しい場合は必ずご相談ください。見積もりも加工方法ごとにご提示することも可能す。

設計の皆様へ

図面イメージ

 

加工指示を図面記載

今後は機械彫刻からレーザー彫刻、マーキング等に移行する傾向が多くなります。 従来の図面内容を改変する場合に以下に変更、追記することでレーザー加工業者が 分かりやすくなります。

  • マーキング、深彫、機械彫刻(切削)を明記する。
  • 主として切削の場合は、レーザーマーキング深彫り代用可能と明記する。
  • マーキングの場合、仕上がりの色を指定する(白または黒)。
  • 深彫の場合は概ねの深さや0.2mm~0.3mmと色入れ可能な範囲を指定する。
  • 深度公差は入れない。 
  • ライン幅公差は±0.1mm以上で設定。

※詳細情報を記載したい場合は弊社までご相談ください。
※仕上がりのサンプルを希望の方はメールにてお申込みください。

 

見積もり無料電話048-994-5505